2020.4.8
夢工房京都店は、風情ある町並みが残る祇園にあり、せせらぎの美しい白川や石畳の残る新橋、辰巳大明神が近くにあります。桜や紅葉の時期になると多くの人が訪れる観光地のひとつです。
けれど今年は、やはり違いました。
4月、桜が散り始めた頃にふらりと新橋へ行ってみると海外からの観光客はほとんど見当たらず、外出自粛要請により閑散としていました。いつも賑わっているので、こんなに広いスペースがあったのか、と不思議な感覚を覚えました。
ちなみに昨年はこんな雰囲気でした↓
新橋あたりの写真 / 2019年4月撮影
辰巳大明神
非常事態でも変わることなく桜は満開で私たちを楽しませてくれます。
祇園新橋あたり
桜と柳の対比がきれいな道です。地元の方の贅沢な散歩コース。
白川
右側の奥、大きな松の木あたりが夢工房。
3月下旬に開催された京都アンティークフェアを終えて以降、京都店は商品の展示替えをしています。スタッフは常駐しておりますが、お客様のご来店が少ないこともあり不定期での営業となっております。
お天気の良い日、お店の周辺も撮影しました。近ごろの京都店をご紹介します。
浄土宗総本山知恩院の門前町であった新門前通りに夢工房はあります。この通り沿いは、古美術店や茶道具店が軒を連ねており骨董好きな方が楽しめる場所です。すぐ西側に白川が流れ、南側には先ほど紹介した新橋・辰巳大明神があり魅力ある場所です。ここ数年、京都市内は宿泊施設が多くなり、夢工房のお隣りも町家風のお宿です。そして今年春には大きなホテルが西側に開業しました。
京都店の玄関は新門前通りから、奥へ入り込みます。石畳の通路は打ち水をすると、清められたお寺のように素敵な雰囲気を感じてもらえます。お越しになったことのないお客様には非常に入りにくい印象を与えているようです。
白川
左が夢工房、右は安藤忠雄氏デザインの新しく開業したホテル。
新門前通り
ウイルス感染拡大に関係なく、ここはいつも静かな通りです。奥に見えるのは知恩院の木々。
看板
この看板がないとお店だということが分かりません。非常に大切です。
木戸
石畳へ向かう木戸。「一見さんお断り」のような雰囲気ですが、気軽にお入りいただけますよ。
石畳
日常から非日常へ向かう通路、奥に見えるのがお店への入り口です。素敵な空間でお待ちしております。
狛犬
最近お店にやってきた狛犬。「阿吽」の左右を間違えて置かれてしまったようです。ご愛嬌ですね。
先の見通しが立たない不安、外出がままならない焦り、そんな中にあっても小さな楽しみを見つけて過ごしていきたいものです。
日本の伝統文化や美術作品を通して見つけた魅力や楽しみを夢工房京都店として少しずつご紹介。
次回掲載では店内をご案内致します。
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