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YUMEKOUBOU

2020.2.15

花籃と季節の花
京都店

冬の寒い季節となりました。今年に入り世界的に猛威を振るう感染症の広がりで人の動きは少なく、私たちの気分は暗くなりがちです。
そんな中、京都店には春を思わせる明るく華やかな花が飾られています。いつも素敵にお花を活けてくれるスタッフが今回も竹籠を利用して私たちの目を楽しませてくれました。最近ではアート作品として竹工芸が注目されつつありますが、唐物写しとして始まった伝統的な花籃を季節のお花と一緒にご紹介します。

亀甲編壷形花籃
初代田辺竹雲斎(1877-1937)

size:20cm x 19cm x 53cm
花:木瓜

精緻に編まれた亀甲編みは乱れることなく列を成し、重厚で堅固な雰囲気が伝わります。しかし全体を眺めて見ると柔らかく丸みのある姿は優しく、縁の部分や持ち手は変化のある細工が施され、唐物の面白さを見ることができます。重たくなりがちな花籃ですが、淡い桃色の木瓜がよく映え、軽やかな枝には春の風が通り抜けるような心地良さを感じます。

鱗編瓜形掛花籃
二代田辺竹雲斎(1910-2000)

size:12cm x 12.5cm x 21cm(竹垂撥:8cm x 5cm x 149cm)
花:リューカデンドロン / アーマンディー

二代竹雲斎の代表的な制作手法である「透かし編み」は、極細の竹ひごを用いて繊細で幻想的な造形を生み出します。この手法で制作された鱗編の掛花籃は独特の軽やかさがあり、植物の自然な姿を見せる投げ入れ花と相性が良さそうです。洋花の不思議な姿と青々とした動きのある蔓はどちらも魅力的で、縦に長い竹製垂撥とともに、「和と洋」それぞれがお互いを惹き立て合うようです。

唐物写花籃
初代田辺竹雲斎(1877-1937)

size:17.5cm x 17.5cm x 28cm
花:紅梅 / 松

竹と籐を組み合わせて精緻に編まれたユニークな姿の花籃です。複雑でありながら丁寧に編まれた全体の編み模様はリズミカルで、中央四面の網代部分との対比もバランス良く、唐物の魅力が伝わります。古典的な竹の花籃に、古くから親しまれている梅・松を合わせるセンスが素敵です。「松竹梅」というおめでたい雰囲気が気持ちを明るくしてくれます。

金錆臼形花籃
三代田辺竹雲斎(1940-2014)

size:22.5cm x 58cm
花:ピンポンマム / ウーリーブッシュ

臼形という名の通り、どっしりと落ち着きのある姿をしています。けれど編模様の変化や高さのある持ち手があることで、すっきりと洗練された印象も持ち合わせています。丸く可愛らしい花の白と淡い緑の葉が、持ち手部分の空間にバランスよく配置されいて花籃を一段と惹き立てています。

網代遊環耳付花籃
野口籃鳳斎(1923-?)

size:18cm x 17.5cm x 26cm
花:加茂本阿弥

花籃本体は上から下へとユニークに形が変化しており、またそれに伴うように網代の模様も微妙に変化しています。艶やかで落ち付いた色、そして使いやすいサイズですので日常の場面で活躍してくれそうな花籃です。大きく開いた白い椿と花籃のコントラストが美しく、静かに佇む姿は、床の間にそっと置いておきたくなります。

手付盛花籃
鈴木玩々斎(1891-1950)

size:40cm x 37cm
花:チューリップ / 青文字

盛花籃は、鮮やかで存在感のある花をたっぷりと活けることで、豪華で印象的な景色を演出できます。ゆるやかに寄り添うような持ち手や美しい編み模様は優しく女性らしい雰囲気を感じます。ロマンチックな印象を受ける可愛らしい花籃はお店の中でも、とりわけ私たちの目を楽しませてくれます。

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