2019.9.17

二条城にて

9月7日～9日、京都・世界遺産二条城を舞台に開催された国際的アートフェア「artKYOTO」は、多くのお客様にご来場いただき盛況のうちに閉幕しました。
9月に入ったと言えど、開催中は気温３６度という真夏を思わす酷暑日が続きました。冷房の設備は整っておりましたが、外気温があまりに高く、会場内は決して快適な空間とは言えない状態。そんな中でも、お越しになるお客様は多く、出店者や携わるスタッフは汗をかきながらも無事にフェアを終了させることができ、私たちも京都初開催の貴重な経験をさせていただきました。

夢工房では、竹工芸に焦点をあて、近代ー現代作家の作品を多く展示致しました。特に蒐集に力を入れている「田辺竹雲斎」については、初代から 四代（当代）の作品を同時に見ていただけるよう工夫を凝らしご紹介いたしました。
竹という素材は、多様な加工技術によりさまざまに変化し、作り手の感性を表現するのにふさわしい素材です。芸術としての竹工芸を、多くの方にご覧いただき、何かを感じ取っていただけたのではないでしょうか。