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YUMEKOUBOU ANTIQUES

2021.4.27

四代田辺竹雲斎 -守破離-
Chikuunsai Ⅳ Tanabe -Shu Ha Ri-

これは伝統を次の世代につないでいく思想である

「守」とは師や代々の教え、技を守り、本道を会得すること
「破」とは本道を受け継ぎながらも型を破り、自由な世界を目ざすこと
「離」は1つの教えや伝統から離れ、独自の新しい世界を生み出し確立させること

この「守破離」という思想を体現している四代田辺竹雲斎。

2020年、この守破離をテーマとした展覧会が京都・東京にて開催され、それを記念して、この写真作品集が出版されました。
四代竹雲斎のこれまでの作品を「守破離」という3つのカテゴリーに分けて、114点が収録されている写真集3冊、そして美術について造詣が深い方々の論考や竹工芸の技法・作家略歴などを掲載した論考集が1冊という全4冊で構成されています。
※日本語・英語・中国語に対応しております。
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「守」で掲載されている伝統的な作品からは、日本人が本来持っている美の価値観を見ることができます。
丁寧で繊細な手仕事、自然との調和や誠実さ、華美なものより清廉であること。
そんな価値観を併せ持つ竹籃が、美しく切り取られ、魅力的な写真でページが埋められています。

四代竹雲斎は、歴代から連綿と受け継がれているその価値を曲げることなく、確かな技術と誠実さを持って作品を作ります。心地の良い美しさが、この「守」の作品集で存分にご覧いただけます。

「破」の作品集では、竹工芸の新しい試みを見ることができます。
異分野の工芸作家とのコラボレーションで、今まで表現できなかった作風を生み出しました。作家同士の繋がりを深め、互いの制作活動を刺激し合い日本の伝統工芸をより価値あるものにするという共通の目的が感じられます。

また現代テクノロジーを駆使したユニークな作品も注目されています。「Disappear」シリーズは、コンピューターを使って構造計算され、それを元に竹ひごを準備し、組み上げていくという新しい制作スタイルです。
私たちが知っている竹工芸ではない、竹工芸がここにあります。

「離」で紹介している作品は、竹工芸という世界を離れ、現代という時代に求められるもの、作家自身が目指すものが何なのかを問いかけるような作品が並びます。道具として使うものではなく、竹という媒体を使って人々に伝えたいメッセージがあることを強く感じます。

そして四代田辺竹雲斎が、海外で広く認知されるきっかけとなった巨大インスタレーション。与えられた空間に生命を吹き込まれたような竹が、私たちに語りかけてくるものは決して少なくないです。
国内外で発表された今までの作品を迫力ある写真でご覧いただけます。

四代田辺竹雲斎 -守破離-

企画:夢工房
監修:四代田辺竹雲斎
撮影:渞忠之
アートディレクション:上田英司(シルシ)
デザイン:上田英司、叶野夢(シルシ)
編集:夢工房、サウザー美帆
翻訳:エディー・チャン、唐詩、サウザー美帆
校閲:株式会社聚珍社
印刷:株式会社サンエムカラー京都
出版:美術出版社

価格:29700円(税込)
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